Twitter上で、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区に対し最新鋭のステルス戦闘機であるF-35による空爆を行った旨の未確認情報を見かけた故、検証を試みました。
すると、保守系のイスラエル紙「エルサレム・ポスト」電子版にて当該情報が確認できました。
IDF strikes Hamas targets following Gaza rocket attack
当該記事内には
>Recently acquired F-35 stealth fighter jets were reportedly used in the strike.
直訳すると、「伝えられるところによると、昨今取得されたF-35ステルス戦闘機がこの攻撃に用いられた」との記述がありました。
筆者の知る限りにおいて過去にF-35が実戦投入された例は無く、この報道が正しければ世界初のF-35実戦投入は、2017年8月8日のイスラエル空軍所属機によるガザ地区空爆だったという事になるかと存じます。
しかし、本当にF-35が実戦投入されたのかは疑問が残るところです。
イスラエル国防軍公式Twitterアカウントは、当該する空爆に関し以下のように伝えたのみです。
イスラエル軍によるF-35実戦投入が事実であれば、 世界初の事例として大々的に取り上げても良さそうなものですが、そのようなツイートにはなっていない事がお分かり頂けるかと思います。In response, IAF aircraft targeted two Hamas posts in the northern Gaza Strip.— IDF (@IDFSpokesperson) 2017年8月8日
F-35実戦投入が本当に行われたのか、筆者の中では現時点での判断は保留している状態です。
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