2017年2月27日月曜日

モスル西部奪還作戦8日目

モスル西部奪還戦8日目までを報告したBBCの記事が出ました。

Battle for west Mosul: Bombs 'fall like rain' on front line
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-39099388
この「爆弾の雨」を降らせているのは政府軍側ではありません。ISIS側がドローンを用いて空爆を行っているのです。市民の負傷者・心理的被害も生じています。
政府軍の進軍を阻むのはドローンだけではありません。ブービートラップ型の自動車爆弾により、政府軍側に死傷者が生じています。
モスル西部市街地が近づくにつれ、ISIS側の抵抗も激しくなり、政府軍側の進軍はゆっくりとしたものにならざるを得ない印象です。

匿名Twitterユーザーによれば、8日目の状況はこうなっているのだとか。


 さて、モスル西部奪還作戦開始から従軍取材を行い、充実した報道を行ってきたBBCクエンティン・サマービル記者は前線を離脱しました。それゆえ、今後Twitter上での情報収集をどうすべきかと考えております。

先ほどのBBCの記事を執筆したWyre Davies記者(https://twitter.com/WyreDavies),バズフィードのMike Giglio記者(https://twitter.com/mike_giglio),ロサンゼルス・タイムズのNabih記者(https://twitter.com/nabihbulos),フリーカメラマンのWarzer Jaff氏(https://twitter.com/warzerjaff)等、現地にいらっしゃるジャーナリストの方々のツイートを参考にしようかと思っています。
Warzer Jaff氏は自身のツイートで、イラク特殊部隊員のISISによるドローン攻撃に関する証言を紹介しています。


ISISは攻撃のみならず、自爆攻撃車両の戦果確認にもドローンを用いているとの旨です。

市街地が近づき、家を一軒ずつ、区画を1ブロックごと制圧するような戦闘に到つつある今、日ごとに戦況をお伝えするのは難しいのかもしれません。

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