2017年1月15日日曜日

「運動そのものが目的となってはいないか?」 センター試験会場近くで行われた反安倍政権デモに関する雑感

今年2017年の大学入試センター試験は1月14,15日の開催です。普段タイムライン上で見かける各大学の先生方の多くも、試験監督に駆り出されている事でしょう。試験監督程度のお仕事であれば、なにも教授や准教授を駆り出す必要はなく、大学の事務員の方でよろしいのでは…?と愚考しますが、そうした声は大学入試センターにはあまり届いていないようですね。

そんな中、昨日1月14日はセンター試験会場となる青山学院大学、國學院大學がある渋谷において「反安倍政権」デモが開催されたとの旨。日本国憲法に保障された言論の自由、集会・結社の自由に鑑みてデモを行う自由は国民にあります。無事(?)実施されているようですから、警察にも認可を得たのでしょう。

しかしながら、デモを行った彼らには、多くの場合受験生は満18歳以上であり、「18歳選挙」解禁によって既に有権者であることを忘れていたのでしょうか。有権者たる受験生の目に、彼らのデモはどう映ったのでしょうか。想像に難くはありません。

今回、渋谷で「反安倍政権」デモを行った彼らは、安倍政権の問題点に関し国民の関心を高め、支持を獲得するというデモ本来の目的を忘れ、デモという運動そのものを自己目的化しまっているのではないか…?と愚考します。

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