そんな私にとり、この報道は看過できないものでした。
剣道部顧問:竹刀で殴り、女子部員入院 千葉県教委が処分
http://mainichi.jp/articles/20170119/k00/00m/040/099000c
(引用開始)
県教委によると、教諭は昨年11月1日朝、素振りをしていた2年の女子生徒に「集中力が欠けている」などと言って正座させ、竹刀で頭を5回以上殴り、のどを突いて脇腹を蹴るなどした。生徒は脳しんとうや首の打撲など4週間のけがをし33日間入院し、現在も通院中。教諭は「かっとしてしまった」と説明したという。
(引用終了)
おぞましい話です。どう考えても剣道の指導の域を逸脱しています。
素振り中に集中力が欠けていると判断したなら、傍に寄り口頭で指導したり、自らの竹刀を生徒が振り下ろすべき場所にかざし、そこに打ち込ませるといった指導法が考えられます。なぜそうした手段を選ばなかったのか。
そして、生徒を正座させた挙句、体罰に至るなど言語同断です。
竹刀は、本来跨ぐことも忌避されるほど丁重に扱われるもの。それを、あろうことか教え子を傷付ける道具として使用するとは剣道人失格以外のなにものでもないでしょう。
剣道をやっていれば喉元に対する突きがどれだけ危険な行為かも理解していたはずです。何の為に、面に「突き垂」が付いていると思っていたのか。ましてや急所の脇腹を蹴るなど…
これほど酷い指導者の話を聞いたのは初めてです。
全日本剣道連盟のウェブサイトで、段位に関する規則を確認したところ、段位の剥奪は可能との事です。
http://www.kendo.or.jp/old/event/judgment/rule1.html#04
重傷を負い、現在も通院されている生徒の方の完治を祈るのが第一。
その上で、顧問には段位の剥奪も視野に入れた、更なる厳重な処分を行うべきと考えます。
県教委によると、教諭は昨年11月1日朝、素振りをしていた2年の女子生徒に「集中力が欠けている」などと言って正座させ、竹刀で頭を5回以上殴り、のどを突いて脇腹を蹴るなどした。生徒は脳しんとうや首の打撲など4週間のけがをし33日間入院し、現在も通院中。教諭は「かっとしてしまった」と説明したという
ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170119/k00/00m/040/099000c#csidx3180b4b27493b909e06cc63454a3d22
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ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170119/k00/00m/040/099000c#csidx3180b4b27493b909e06cc63454a3d22
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