入手した従軍記念章の写真は以下のようなものです。
表側にはシリアの地図、並びに3機のフランカー系統戦闘機、そして海軍艦船がデザインされています。モチーフとなった海軍艦船は、巡航ミサイル「カリブル」を撃ったカスピ小艦隊のブーヤンM型コルベットでしょうか?
裏面にはロシア国防省の紋章と、ロシア語の文言があしらわれています。知人のロシア語話者に和訳をお願いしたところ、円の内周部には「ロシア国防省」、中央部には「シリア従軍記念章」といった意味の文言が記載されているとの事です。
軍事マニアとして入手できたことは嬉しい一方、私はロシア軍により引き起こされたシリアでの人道危機に思いを馳せさざるを得ないのもまた事実です。
以下のグラフをご覧ください。
こちらはシリア人権ネットワークのツイート( https://twitter.com/snhr/status/815641571949428737 )より引用したものです。
2016年、このNGOが反体制派支配地域内で確認したロシア軍による民間人死者は3967名、各勢力による民間人死者のうち23.45%を占めます。この事を忘れる事は決してできません。
非常にほろ苦い勲章となってしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。