2017年1月16日月曜日

フェイクニュース?観測気球? トランプ・プーチン レイキャビク会談報道の謎

トランプが大統領に就任後、アイスランドの首都レイキャビクでプーチン大統領と会談するとの報道が流れ、米露双方が否定する事態になっています。以下、2017年1月16日付の産経新聞ウェブサイトに掲載された共同通信の記事をご覧ください。

「米露首脳がアイスランドで会談計画」の英紙報道、双方が否定
http://www.sankei.com/world/news/170116/wor1701160004-n1.html
(引用開始)
一方、ロイター通信は、複数のトランプ氏の側近がこの報道を否定したと伝えた。側近の一人は「根拠がない」と述べたという。ロシア通信によると、ペスコフ露大統領報道官も15日、会談について何の交渉も行われていないと述べた。
(引用終了)

米露双方が否定していることがうかがえます。
参考までに、こちらの記事も挙げておきます。

英紙、トランプ・プーチン両氏「会談計画」 否定報道も
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040005_V10C17A1000000/


レイキャビクにおけるトランプ・プーチン会談に関する報道を流したのは、英紙サンデー・タイムズです。該当紙面は、以下の英スカイニュースのツイートをご覧ください。
https://twitter.com/SkyNews/status/820387619817291777

引用・紹介した記事をご覧になればわかるように、サンデー・タイムズが報じた トランプ・プーチン会談の議題は核兵器削減であるとの旨です。しかし、米露間の関係が著しく悪化している現状を見るに、就任直後に核軍縮の交渉など行うでしょうか?仮に会談を行うにしても、それはウクライナ問題に伴う対露経済制裁がまず議題に上がるのが自然であると愚考します。

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