2017年2月25日土曜日

モスル西部奪還作戦6日目(BBC従軍記者クエンティン・サマービル氏の報告)

5日目にモスル国際空港奪還に成功したイラク政府軍は、そのままモスル西部中央へと前進を続けています。

BBCの記事はこちら。
Iraqi forces enter IS-held neighbourhood in west Mosul
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-39074992
記事をご覧になれば、モスル旧市街まで数キロに迫っていることがわかります。
しかし、ここからが戦闘の正念場のようです。以下、BBC従軍記者クエンティン・サマービル氏のツイートをピックアップしていきます。

「これが真の戦闘の開始となるだろう」との指揮官の言葉はまさに今後の苦難を象徴するものとなるでしょう。


IEDがあちこちに設置され、ISISのドローンが飛来し、ISIS狙撃手の銃弾が頭上を飛び交います。モスル旧市街は非常に近いのです。


ISIS側の抵抗により、前進はかなりゆっくりとしたペースに。


石油やタイヤ等を燃やして煙幕を炊いているのか、視界は不鮮明です。


大口径の手製迫撃砲、俗に言う「ヘルキャノン」の発射映像です。


前進に伴い、ISIS側の抵抗も激しくなります。


大佐曰く「真の戦闘の開始だ」。



装甲ドーザーで陣地を切り崩し、更に前進します。



敵味方双方がドローンを活用する時代です。


大佐によれば、兵士の士気は旺盛の模様です。


IDカードを晒されるISIS戦闘員。



ギリースーツを着込んだ狙撃手の登場です。

記事執筆時点で、モスル西部奪還戦は7日目に入ります。どれだけ旧市街に近づけるのでしょうか?

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